カテゴリー別アーカイブ : 教授エッセイ

2015年10月9日    脳21 Vol. 18 No. 4 2015 113 (341) 脳研究の散歩道9『隣の芝生,そのまた隣の芝生』

隣の芝生,そのまた隣の芝生 2015-10-09 脳21 (2015) Vol. 18 No. 4 113:341-342 大阪大学大学院生命機能研究科 藤田一郎 ローストビーフに添えたり,ブラッディー・マリーにちょびっといれたりする薄緑色の薬味は,西洋ワサビの根を摺りおろしたものである.英語で Horseradishと呼ばれる.実験生物学者の多くにとって,この植物は食卓やバーよりも実験室でなじみ […]

2015年10月3日    週刊ダイヤモンド2015-10-03物の大きさはなぜ分かるか?:プトレマイオス以来の謎解明

物の大きさはなぜ分かるか?:プトレマイオス以来の謎解明 2015-10-03 週刊ダイヤモンド2015-10-03 大阪大学大学院生命機能研究科 藤田一郎 物を見てその大きさが分かるという機能ほどありふれた心の働きはないように思える。紙の上で広い面積を占める図形が狭い面積の図形より大きく見えるのと同様に、網膜に映った像の面積の大小が対象物の大きさの見え方を決めているにすぎないと思えるからだ。しかし […]

2013年1月1日    月刊みんぱく 37(4), 2-3『誰があなたを一番だましているか』

誰があなたを一番だましているか 2013-01-01 月刊みんぱく 37(4), 2-3 大阪大学大学院生命機能研究科 藤田一郎 ■「見える」というできごと 「自分の目で見るまでは信じない」ということばがある。到底信じることができないような突拍子もない話を聞いた時に発せられることばだが、そこには、「この目で見たものは確かだ」という前提がある。これは本当だろうか。 外界世界は目の奥にある網膜に映し出 […]