
2006年度 生物工学PBL
Robert Snowden, Peter Thompson, Tom Troscianko
Basic Visionを読む
脳の迷信・脳のうそを調査する。
2005年度 生物工学PBL
John Morgan Allman
Evolving Brains (Scientific American Library)
2001年度 生物工学PBL
錯視にかかわる勉強やプロジェクトをしながら、視知覚や視覚認識の脳内メカニズムについての考えを深める。その過程で、自分で問題や目標を見つけ出し解決・達成する精神を身につける。1-(1)終了後は、学生自身でプロジェクトを発展させる。
全員共通のテーマ
1. 最初の1ヶ月、教官とともに(1)を。
(1) Irvin Rock
"Perception"の第1章を輪読。活発な質問と議論を。コピー配布。
(2)
下條信輔「視覚の冒険」を全編、読む。各自購入。学生で勉強会を。
(3)
宇賀貴紀、藤田一郎「錯視のメカニズム」を読む。コピー配布。各自、読む。
2. ホームページ「Brain, Illusion,
Perception」を発展させる。5000カウントを目指す。
(1)
世界中の知覚、錯覚、錯視、トリックアートのホームページを読み歩く。
(2)
ユニークなホームページにするにはどうしたら良いかを考える。
a.自分達の活動記録を載せる。日記風OK(できるだけ頻繁に更新)。
b.「日常生活における錯視」
常日頃からさがす。見つかったら、写真と文とで、中身を紹介する。
例)Waterfall illusion
「箕面の滝」、扇風機、黄色と黒色のロープ
c.「錯視の脳内メカニズム」の解説を載せていく。
d.日本におけるだまし絵
(3)
錯視のミュージアムのところに、どんどんと錯視図形を作成して載せていく。
人に頼んで、貰ってもよい。その過程で、自分達のオリジナルな錯視図形を一つで良いから作ろう。2-(3)はプロジェクトチームを組んでも良い。
グループ別プロジェクト(1人から4人ぐらい)
上記1−(1)を行っている間に、プロジェクトを考える。例を下にあげるが、これ以外のもので良いし、どのように発展させても良い。ある程度の、資金援助あり。
1.
ベンハムのコマ:その歴史、どんなコマが最適か、定量的な実験と観察、メカニズム。オリジナルのベンハムの論文、Color
visionの当該章を読むことが出発点。定量的実験のための道具を作ることも良いのでは。
2. 視覚デモのプログラム
例)ベンハムのコマ、Biological motion、Rotating cylinder、etc.
3.
月の錯視:Rockの本その他。どの仮説が棄却されているか。どう説明できるか。
4.
錯視図形、だまし絵、似顔絵の歴史と民俗学:本やインターネットで資料を集める。
例)バザレリ、歌川国芳、福田繁雄、山藤章二など
例)視知覚のメカニズムから見た芸術
5.
動物の知覚・錯視:動物も錯覚を感じるのか、それはどう証明できるのか。
6.
錯視の脳内メカニズム:錯視に関わる脳内メカニズムを調べた研究論文を読む。
7. ホームページの英文化:
運営方法
1.
Perceptionを読むときは、全員集まる。遅刻厳禁。1.5−2時間。当番で読む。
2.
グループ別に時間を決めて活動を行う(最低週1回)。J210かセミナー室(要予約)。
3.
時間の空いたときなど、J210室で勝手に作業してよい(個人、グループ)。
4. 2月ごろ、発表会を行う。
5. 連絡網を作る。(プロジェクト決定後)
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