PETによるサル大脳皮質視覚野の機能マッピング1:画像解析に関する基礎検討

尾上浩隆、勝山成美、小杉壮、加藤誠、藤田一郎、福山秀直、塚田秀夫、渡辺恭良

20回日本神経科学大会プログラム・抄録集p.300

1997716日〜18 仙台

 我々は、これまでに覚醒下のサルを用いたPETによる脳内情報伝達の非侵襲的測定システムを確立してきた。今回、H215Oによる局所脳血流測定法を用いたサル大脳皮質活動の機能マッピング方法により、視覚刺激に対する視覚経路の反応をPETで測定した。その結果、外側膝状体やV1,V4などの比較的大きな視覚領野以外に上丘や視床枕などの小さな視覚領野も鮮明に描出され、このシステムがサルの大脳皮質視覚野の機能マッピングを行うに十分な空間解像度と信頼性を持つことが確認された。


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