メンフクロウ下丘における両耳性手がかりと周波数情報の処理

メンフクロウは、音の両耳間時差(ITD)と両耳間強度差(IID)により、音源の水平位置と垂直位置をそれぞれ決める。これら二つの情報は、脳幹の別々の経路で処理されるが、中脳の下丘外側核(ICx)では統合されている。ICx細胞はまた、下位の細胞と違い、周波数に対して選択性が低い。本研究では、(1)ICxの入力核である下丘中心核外側シェル部(ICc-Is)で、まずITDIIDの情報の統合が起き、それに続いて、異なった周波数を処理している細胞間の収斂が起きること、(2)広範囲の周波数情報を集めることにより、ICc-IsおよびICx細胞のIID選択性が高まっていることを示す。


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